「Ten Colorsとは十人十色のこと」 あなたのオリジナルカラーは見つかりましたか?
2005年10月23日(日)に無事、Ten Colors-活躍する若手女子美卒業生展も終了の運びとなりました。
28名の出品者の方々には、展覧会に向け、作品搬入から始まり、展示設営、作品搬出に至るまで多大なるご協力をいただきまして本当にありがとうございました。ご後援いただいた相模原市、相模原市教育委員会、神奈川新聞社、エフエムさ
がみ様にも、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。そして、本展覧会に出品された卒業生の皆様をご推薦いただきました先生方にも心より感謝申しあげます。
当初より、本展覧会は下記に掲げた3つの大きな目的に沿って企画・運営されました。
①現役女子美生にとって将来の指針となるような内容とすること。
②一般の来館者の皆様に女子美生の社会における活躍振りをご紹介すること。
③女子美術大学における学生のための教育の在り方を問い直すこと。
これら3つの目的を持ち、今までになかった新しい切り口-女子美卒業生の生の仕事振りを特集すること-を目指し美術館スタッフは展覧会作りに専念しました。展覧会を終えた現在、女子美生の持つ無限のパワーと可能性、社会における彼女達の誠実な仕事振りの一端を皆様にご紹介することができたのではないだろうかと感じています。
およそ1ケ月半の展覧会会期中に、2,458名の方が当館に足
を運んで下さいました。そして、展覧会を観てアンケートにご記入していただいた方の大半が、普段の生活で目にするモノ達が女子美生の手によって作り出されていることに新鮮な驚きを感じたというコメントを残されています。企画側の美術館スタッフにとっても、来館者の方がこうした感想を持ってくださったことはとても嬉しいことでした。
また、会期中には、講演会とファミリーワークショップを
展覧会関連事業として実施しました。大御堂美唆氏と瀧澤奈美氏にご協力いただき、10月1日(土)に講演会を開催しました。参加した学生達は皆、自分自身の将来や仕事を考えるにあたり励みになりましたとお二人の先輩の活躍ぶりに刺激を受けたようです。そして、杉浦さやか氏には、10月9日(日)に家族向けのワークショップ「カラフル砂絵の壁飾り」の講師を担当していただきました。子供達とそのご両親は、杉浦先生の丁寧な制作指導を受けながらそれぞれユニー
クな作品を作り上げました。子供と一緒にもっと楽しく美術館を利用したいというご家族は、日常の生活空間から離れ、美術館という場所で、『親子一緒に・参加者と一緒に・美術館スタッフと一緒に』楽しい一時を過ごされたようです。女子美アートミュージアムは、地域に開かれた美術館となることを目指しています。利用者の皆様が知的好奇心を満足させると同時に、自分を表現し創造していく手助けができるような空間と時間を提供していけるよう、今後とも地道な努力を
続けていくつもりです。
さらには、学内においては、現役学生や女子美を目指す学生達の窓口ともいえる教育支援センターや付属の先生方から、女子美生の具体的な将来像を現役学生に示すにあたって参考になる展覧会でしたという評価をいただきました。
上記に綴りました、皆様から寄せられた声や様々な体験を
通して、Ten Colors展は当初目指していた3つの目的に少しでも近づけたのではないだろうかと感じています。
それ以外に、本展覧会を振り返りますと、今後の美術館活動の課題の一つとして、効果的な広報活動の在り方が挙げられます。より多くの方により良い美術館体験を提供していくには、情報を必要としている人・場所に女子美アートミュージアムの存在と活動を知らせていくことが重要です。本展覧
会で新しく築かれたネットワークを大切にし、女子美アートミュージアムの成長に繋げていきたいと願っています。
最後になりましたが、Ten Colors展のレセプションパーティに素敵な御品をお寄せいただきました、(株)タカラ 髙木ゆうき氏、キリンビバレッジ(株) 瀧澤奈美氏、(株)ニックナック 村井慶氏には心より御礼申しあげます。そして、併設開催しました学生展vivid vapid boo!展の企画・運営だ
けでなく、Ten Colors展レセプションパーティ・講演会の準備等にも、多大な時間を費やしてくださった、メディア・アート学科の皆さんに、沢山の感謝の気持ちを送りたいと思います。
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